2012年7月27日金曜日

静岡市長の言葉、ホッとします

私は静岡市民ではないので、この市長がどういう人物なのかはまったく知らないのですが、今日PCを開いたときに目に飛び込んできたニュースを読んで、ここに投稿したくなりました。

ホームスクールとは少し視点の違うところから出ている言葉だとは思うのですが、それでも子供を本気で守ろうとしている姿勢や、よくありがちな「学校は何があっても行くべきところだ」という信仰がなさそうなところに好感が持てるような気がします。(なんとも曖昧な表現ですけれども・・・)

ではここに貼り付けますね。以下、記事です。


いじめ「学校行かなくても」=静岡市長がメッセージ

静岡市の田辺信宏市長は27日の定例記者会見で、大津市の中学2年生の男子生徒がいじめを受けて自殺したことを受け、「いじめが止まらないなら学校に行かなくていい」などとするメッセージを発表した。
 市長は、いじめられている子どもに市の24時間電話相談を利用するよう呼び掛けた上で、「悩みを伝えられなかったり心が折れそうになったりしたときは学校に行かなくていい。自分の身を守るのは最低限自分の責任だ」と訴えた。(2012/07/27-13:06)


11 件のコメント:

とうはん さんのコメント...

首長の発言としては画期的ですね。学校へ行く行かないを子どもが自分の意志で決められるようになればいじめはなくなるでしょう。

子どもに自殺されたくない親は学校へ行きたくなければ行かなくていいと子どもに伝えるべきだと思います。

chibimikan71 さんのコメント...

>とうはん

そうですね、親が学校に無理やり行かせたり、行くべきものだと子供に刷り込みしなければ、子供達は自分の選択に責任を持てるようになるでしょうね。いじめにあったときにも、追い込まれずに住むと思います。親の事をがっかりさせたくなくて無理して頑張って通っている子供達もたくさんいるはずです。

Wisconsin Vegan Abolitionists さんのコメント...

バケーション中でした。
ちびちゃんThanks!市長もとうとう言ったね!命が一番大切だもの。
でも行かないと不登校って言われちゃうし将来のこと考えると不安になる親が多いよね。この辺で、ホームスクールを合法化しちゃえばいいのに。
そうすればアメリカみたいに地域ごとのグループもできて、寂しくないもんね。
日本も一気に変わるかもって期待している私。

Mikan さんのコメント...

市長さんが言ってくれたというのがいいですね。
学校は行かなければいけない所。と皆が言うから親も行かせなければと思うけど、
市長さん(偉い人)が「学校へ行かなくていい」って言うんだからいいかしら?なんて思う親もいるのでは?

本当に子供のことを思っての「学校へ行かなくてもいい」なのか、市長もそう言っていたからの「学校へ行かなくてもいい」なのか。
違いはあれど、「学校へ行かなくてもいい」と言ってもらえたら子供の気持ちはだいぶ楽になるはずです。

Wisconsin Vegan Abolitionists さんのコメント...

みかんちゃん私も思った。本当に子供のことを考えてるのかな?自分とこの市でこれ以上問題が起こって欲しくないから言ってるのかな。
うん、でも親子の気持ち楽になるかもね。
ついでに大学や職場で不登校も歓迎って言ってくれるといいね。つーか不登校じゃなくてホームスクールとかもうちょっとポジティブな立場に置いて欲しい。

Mikan さんのコメント...

そうそう!学校だけではなくて、その先が問題なんですよね。
義務教育の後の進学はできる?就職は?
親もこういった心配があるから、学校へ行かせようと思ってしまうのでしょうね。

私は何度か学校へ行きたくないと母に言ったことがあります。中学の時だったかな?

母は、どうして?なんで?なんて言わずに
「あら、そう?じゃぁ、休んだら」って。サラリと。

数日休んだ私は、また学校へ行きました。
だって、嫌なら行かなくてもいいってわかったから。
「また行きたくないって思うまでは学校へ行こうかな」と思ったからです。

最近、この時の事を母に聞きました。何で学校を休ませてくれたのか。

「だって、今学校へ行く、行かないがあなたのこれからの人生でどれほど大切かって考えたらたいしたこと無いじゃない」 だってさ!

私の母にとって学校は「絶対」では無かったということでしょう。
進学だとか就職だとか、何とかなるさ!って事なんだろうな~

兄が友達とトラブルになって学校へ呼び出された時も、進路の三者面談の時も、私の母は実に勇ましい。別にモンスターペアレントっていうわけではないですよ。
ふふふ、時々母の武勇伝をここで小出しにしてもいいですか?

chibimikan71 さんのコメント...

すみちゃん、

おかえりなさい^^ どこかへ行ってきたのかしら~?

そう、合法化するのが一番良いのに、ともちろん私も思ってる。子供が幼稚園のうちから、卒園後の進路にはホームスクールが学校と同じように選択肢になったら良いなって。最初からホームスクールを選ぶ人口が増えれば、不登校になったらホームスクールという流れが断ち切れると思わない?

chibimikan71 さんのコメント...

Mikanちゃん

そうね~、本当のところどっちなのかは分からないけど、日本では「偉い人の言葉」というだけでも十分な影響力があると思うから、今はそれで救われる子供達が出てくるならそれでいいかなって思う。

そして、この子供世代が親になるときには・・・ちょっと期待入るけど、学校に行かせるかということが、偉い人の言葉ではなく、自分達の経験や考えから伝えられていくようになれば良いな。

お母様の武勇伝、是非聞きたいわ^^連載してくださ~い。

すみちゃん さんのコメント...

偉い人ってカテゴリーのある日本ってすごいよね。

偉い人のパワーも影響あるけど、親たちが子供の命を守るために立ち上がったらものすごいパワーになると思うけど、「受験とか考えると学校に子供を人質にとられてるのと同じ。」って日本の知人が言ってた。学校に反発なんかできないらしい。

みかんちゃんのお母さん素敵!だからみかんちゃんも優しいママなのね。

うちはおばあちゃんちで泳いだりしてました。高校にだけは行かせろ!がまた始まって疲れる~。

とうはん さんのコメント...

偉い人というカテゴリーはアメリカにはないんでしょうか。
そういう意味では日本人の意識はまだ江戸時代と変わっていないのかもしれませんね。

日本ではホームスクールはまだ意識にもあがっていないと思います。ようやくフリースクールを合法化すべきだという声が上がってきただけで、子どもが不登校にならないと、学校に行かないと言う選択肢があるということに気づかないようです。

ただ、合法化には両刃の剣の要素があり、慎重に進めないと、ホームスクールを合法化する代わりに何らかの義務を押し付けられる可能性があるんです。例えば年に一回はテストを受けることとか、親に教師の資格がいるとか。

お役人は何か認める代わりに、自分の許認可権を増やそうとするので、注意が要るのです。

すみちゃん さんのコメント...

アメリカでもホームスクールのクレイジーな法律の州、ありありですよ。
義務か~押し付けてくるでしょうね~。それをぶっちぎったら学校行きなさいとか教育委員会管理とかになるのかな?
でも、じゃ~不登校の子は?学校行かないからテストも受けないですよね。
親も教員免許なしの人のほうが多いだろうし。

お役人、お偉いさん、やっぱり日本は大変。

アメリカ人は、たぶん、自信満々に思ってる人がほとんどで、役人にひれふせようとはしないんだと思います。

学校にだってバンバン言い放題な親が多いです。
たとえば「お宅のお子さんは授業中落ち着きがない。」って言われた友人は「では、You(先生)はそれを解決するために、どんなことをしたんですか?」と聞き返して、ついでに、「これを試したら、あれを試したら」とサジェストしたらしい。

プロの植木屋がBad Jobだったら文句を言うように教師もお金をもらってるプロなんだからって感じで突っ込むらしいですよ。

日本の教師はどうなんだろう?昔は親がひれふしてたけど。