2013年5月17日金曜日

英語について考える


私は英語が苦手である。

それでも7月にはアメリカに家族を連れて行くつもりだ。妻も息子もほとんど英語が話せないので私におんぶにだっこである。その私が英語を苦手としている。

それで、練習のため英会話喫茶なるところにに行って、そこの人から上手だと褒められた。先方の営業的お世辞であると受け取っておくけど何とか話はできた。

私の父は英語が流暢で仕事で外国人と日常的に話をしていた。まだ小さい私に英語を教えるといって張り切っていたが、私が「もうお父さんに教わるのは嫌だ」と言い出して止めてしまった。

今となってはとっても惜しいことをしたと後悔している。

その後学校を通して英語は苦手なままであった。それでも何とかしようと英語の本はかなり買ったが最後まで読み切れないでどれも積んである。(挫折の歴史である)
それにも懲りずにマークピーターセン氏が書いた「実践、日本人の英語」という本を本屋で買った。この本が面白かったので「日本人の英語」と「続日本人の英語」をアマゾンで買って読み切り、次に「痛快!コミュニケーション英語学」を頼んでいて、届くのを待っている。

この本を読んで、生まれて初めて英語やアメリカ人の考え方が少しわかってきた、と同時に面白いと感じた。若い時この人から教わっていたら人生はまるで変っていたかもしれないと思ったが、私より若い人だからありえないことだけど。^ ^;

私が英語が苦手になったのは一つは親や学校の教え方がうまくなかったせいだと思っている。いずれも覚えられない私に叱責や赤点で責めるだけで、教え方を工夫する気は全くなかった。(人のせいにすな!と言われそうだが)

人には何でもすぐ覚えられる人と何度も繰り返さないと覚えられない人がいる。早いか遅いかはともかくどちらにしても覚えれば使えるようになる点では同じ事だは誰も考えない。責めたてることで覚えると考えていることが不思議でならない。

ひょんなことで作ったパソコンのソフトが売れて、この際だからとアメリカに語学留学に行った。その前は外国人を見るといつも凍り付いていた。語学留学というとたいそうな感じに受け取れるかもしれないが、たった2か月テキサスの大学の「外国人のための英語教室」で教わっただけなので、英語教育全体から見れば歯糞みたいなものに過ぎない。

その街には日本人はたった一人しかいなくて英語が話せないと食事すらできなかった。教室では英文法から何から授業はすべてが英語で(あたりまえだけど)、最初の授業では頭が真っ白になっってしまった。その後もついていくのに必死だった。しかも寮に入って巨魁な黒人と同室になり毎日英語で話をせざるをえなかった。(相手にしないで勉強していると怒って手あたり次第ものを投げてる)

そんな中で2か月過ごすと日常の生活には困らなくなった。3年もいたらアメリカで暮らすことも不可能ではないと思ったが、事情あって2か月でそこを離れてニューヨークに移動した。そこでは日本人がごろごろしていて日本人同士で遊んで歩くほうが忙しかったので英語はそれ以上うまくなることはなかった。

日本に帰ってきてからは、英語を必要としない仕事をしていたので、まったくというぐらい英語を使うことはなかった。それでも28年たった英会話喫茶では英語はそれほど忘れていなかったのは不思議なことだ。


英語留学で学んだことは英語で話をするときに英作文なんてやっている暇はないということ、英語で聞いたらそのまま英語で考えながら答えないと会話にならないということだった。
日本の学校のように英語を日本語にして、答えを英作文していると会話が途切れてしまい相手にしてくれない。同じ意味で日本の英会話教室も大同小異で役に立たない。

相手の言うことをすぐ真似して言い、間違えていたら相手が指摘してくれるし、そしたら直せばいい。これを何度も繰り返しているとだんだんコツをつかんできた。

私は日本で10年勉強するより日本人のいないりアメリカの田舎に2か月いるほうが英語が使えるようになると思っている。そういう意味で日本の学校の英語教育はさっぱり役に立たないだけでなく、英語学習の障害になっていると思う。

最大の理由は学校制度にある。

学校では何千人もの子どもたちに個性の差などないかのように同じ速度で覚えることを強要している。次に日本の学校の英語教育は英語を使って生活もしたことがない教師が誰かに教わった通りに教えて、それと違う表現を間違えと決めつけている。これが日本人の間違えた英語がはびこる原因になっている。このことはマーク・ピーターセンの著書に詳しい。また、明治維新以来の英文読解に重点を置きすぎていて外に打って出ていくという気迫にかける。

英語は手段でしかないので、日本人が教えていることが間違えていると思う。いま日本では外国人教師は日本人英語教師の助手でしかない。そして日本人教師の教える英語の間違えを指摘すると嫌がられるのでみんないやになって国に帰ってしまうとのことだ。その結果日本人の英語は国際的に最低レベルを維持している。

子どもは人口の20%だが、未来の100%だ」と言ったのはイギリスのブラウン首相だったが、今の子ども達はいずれ日本を背負って世界を相手に仕事をすることになる。その子供たちの英語の力は先進国の中で最低水準に終始している。

私は今後20年の間に日本経済は衰退の一途をたどり、まともな生活をするには世界を相手にするしかなくなると思っている。にもかかわらず日本の子ども達は強制的に「覚えるほど使えなくなる英語」を毎日勉強している。世界に通用しているのは日本を見限ってアメリカに留学したか、外国人の仕事を選んだ人たちだけである。

繰り返すが、私は自分の子どもの将来を考えると学校教育にゆだねる危険を冒すことはできない。あまりに画一的で、閉鎖的で、自己保身的で、子ども達のそして日本の未来を考えていないと思うからである。

私が息子にとてもブロークンな英語と忘れかけてる算数と数学を教えている。最近は漢字に興味が移って漢字の書き取りを教えてほしいといっている。

私は決して無理強いしないことと叱らないこと、わからないと何度でも同じことを教える。それでもわからない時は分かるまでさかのぼって教え直すことにしている。英語はもう教えられなくなってきて、アメリカのM君からスカイプを使って教わっている。息子はそれが楽しみになっているようだ。

私たちがアメリカに行く目的は息子の将来を見据えてのことである。

7 件のコメント:

Mikan さんのコメント...

で~す~よ~ね~!
学校の英語の授業なんて、もう最悪です!
私も英語が苦手で、大嫌いです。
学生の頃の英語の成績なんて2とか3とか。

でも、日本人って文法は得意ですよね。
文法の”ルールに従う”のは問題ないみたいですね。

>英語で話をするときに英作文なんてやっている暇はないということ

文法に慣れてしまっているから、英文を作るのに時間がかかってしまうのかもしれませんね。



最近気づいたのですが、
英語で会話をしていて、会話が成り立つ、成り立たないは相手によっても違うと思いました。

下手な英語でも相手がそれを聞き取ろうとしてくれているのか、それとも、「こいつ、英語が話せないな」とその時点で拒否をしているのか。

英語が母国語の人でも、英語が母国語ではない人の英語を聞き取るのが上手な人、下手な人がいます。



The Earth ジ・アース でも、ザ・アースでも通じます。

an apple でも a apple でも通じます。

do と does で間違っても大丈夫です。

The と a が違っても大丈夫です。

テストでは点数引かれますけどねぇ~


最近では英語も日本語もブロークンになってきました。我が家の会話はルー大柴スタイルです。

すみこ さんのコメント...

みなさん。Mikaちゃんの英語はすごいです。スカイプで、息子さんたちに話しているのを聞いてます。発音も良いしネイティブ並です。実際仕事もしてますし。

Chibiちゃんもそうです。

私は、

あ~~夫が呼んでら~~。また、後ほど。

すみこ さんのコメント...

ただいま~。

冬の間にたまった脂肪落しにヘルスクラブへいってきやした。

ところで、英語。私は、The SimpsonsのCletusみたいに聞こえないように、多少は気にして話してます。ハハハ。

chibimikan71 さんのコメント...

みなさん お揃いで!

私も学校で習う英語は退屈だと思ってましたよ~。
今考えると、何が最終的な目的で習っていたのか、テストを受けていたのか・・・???だらけです。
必死の"暗記”でなんとか成績だけはキープ出来ましたけど、心の中ではいつも「自分は頭が良いのではなく、点のとり方を知っているだけ」と思ってました。

その点、アンスクーラーは色々な方法で語学を学べるのが良いですよね^^ 例えばスペイン語に興味があったら歌、絵本、映画、Skype、好きな分野の本をスペイン語で見る、友達を作る、クラスをとる・・・いろいろ選択肢があります。語学教室だけが選択肢ではありません。学校にいくと、英語といく科目に対して決められたテキスト、教師、テストがもれなくついてきます、そして返品不可能。アンスクーラーには、どんな方法が一番自分にあうのか、それも学べるという特典付きですね。決まったやり方にこだわりすぎず、新しい方法を開拓していくスキルはこれからもっと必要になることでしょう。

実はアメリカに来る前に、公立学校で英語アシスタントをしたくて免許をとりにいきました。それまでは英会話学校や、英会話喫茶、自分で教えたり・・・いろいろやってました。そこで思ったのですが、結局は自分で「英語を話せるようになりたい!」と思った人が伸びるってことです。学びは教師が与えるものではなくて、学ぶ人がつかみとるものなんだと思います。

とうはん さんのコメント...

Mikanさん、文法については私も意味不明で泣かされました。テキサスで勉強した時、初めて生きている英語を感じることができました。アメリカでアメリカ人と衝突したり仲良くしたりして初めて言葉や文化が理解できるのかもしれません。間違えても、ブロークンでもいいからコミュニケーションしたいという意思が大事なんだと思いましたね。
大体日本の英語教師は英語が全く分かってないと思います。そんな奴にあーだこーだ言われて叱られていたのかと思うと怒りを通り越して....

すみこさん、The SimpsonsのCletusっていうのがわっかりません。

chibimikan71さん、
点の取り方を知っているってのは頭がいいからだと思いますよ。それがよくわからなかったので私の場合点が取れなかったんです。
でもその頭が点を取るという技術に矮小化されてしまっていて、その人の生活や幸福につなげる方向に行っていないことが学校教育の問題なような気がするんです。

そうなんです、アンスクーラーは自由なんです。自分が求めるものに忠実になれるんですね。子どもが心の底から自由に生きている家庭はどこもとても自由で穏やかで豊かに暮らしていると思います。少なくても私の周辺の人たちはみんなそうです。

すみこ さんのコメント...

The SimpsonsのCletusは、ものすっごい教養のない話し方をするキャラです。(好きなんですが)

アメリカ人って冗談ばっかり言ってるでしょう。だからアメリカンジョークを学校でおせーたらどうでしょう?ハハハ。

音楽もよい。アフタービートで英語ノリノリ!

大人はSeinfeld(コメディアン)のショーを見て勉強するとか。

とうはん さんのコメント...

すみこさん、
アメリカンジョークが分かるのは日本人には見果てぬ夢ですね。親父がアメリカのジョークを見て笑っていたので、説明してもらったんですが、何もわかりませんでした。^_^;