2011年12月30日金曜日

かまぼこ体験

かまぼこ作り体験にホームスクールの仲間と一緒に行ってきた。
場所は小田原から少し箱根湯本に向かった風祭という駅に接したところである。

かまぼこ作りと言ってもすり身を板にのせるだけだが、
それでもなかなか難しいらしい。
私はもっぱら写真班で妻と息子、友人の父親と子どもたちが一緒に作っていた。

かまぼこを作ってそれを蒸し器に入れてから、ちくわを作った。
ちくわはかまぼこよりは簡単らしく比較的早く作って焼き機にかけていた。

出来上がってから子どもたちは会場の中を凍り鬼をやりながら走り回っていた。

しばらくすると焼き上がってみんなで食べたが、やっぱりできたてはおいしい。


最後にかまぼこが出来上がってそれを手みやげに解散した。

みんな至極満足してまた来たいと言っていた。




2011年12月23日金曜日

クリスマスパーティ

新居ではじめてのクリスマスパーティをやりました。
ホームスクーラーやサドベリーの子どもたちとその親が総勢17名ほど集まりました。

正月はきっとみんな神社でお参りすると思いますけど、そこは節操のない日本人、
誰もクリスチャンじゃないけどメリークリスマスとキリスト生誕をお祝いします。

みんなでお菓子や食事を持ち寄り、飲んだり食べたり遊んだり大騒ぎ。

例によって子どもたちは上へ下へ走り回ってなにやら遊んでいて、
大人たちはお話に花を咲かせています。

ここでは誰も学校の勉強や進学の話なんかしません。
学校へ行くとどんなひどいことになるか、強烈な話が飛び出します。

学校なんか行っちゃだめだよという人。
学校へ行くと馬鹿になるよという人。
学校で教わったことでなんか役に立った?と聞く人。

始めてきた人たちは目を白黒して、なるほど、へーの連発です。
そのうちとっても納得して、私たちの仲間入り。

途中でプレゼントの交換があって、喜んだり驚いたり。

シャンパンや日本酒、ジュースなどで乾杯して、夕方には食事が始まりました。

食事が終わると子供たちはさすがに疲れたのか、
ゲームを始めるものとおもちゃを引っ張り出しすものたちが分かれて
それぞれ遊び始めました。

ウノをやるもの、チェスをやるもの、トランプでダウトをやったりしていたのですが、

私がこの間Hさんに教わって入手したカルカソンヌを引っ張り出して教えたら
すっかり気に入って、みんなで一緒に始めました。

これはトランプみたいに手札というものがないので、
小さい子どもでも周りがやり方を説明することができて楽しめていい。
わいわいがやがや、戦略を語る者、頼むからと哀願する者など色々。

次にはカルカソンヌ大会を開こうという話まで行きました。


そっちでは酔った人がなにやら愛情論を戦わせていて夜が更けていきます。

気がつくと10時過ぎていて、大人たちは大慌てで子どもをつれて帰りました。

皆さん、よいお年をお迎えください。

2011年12月16日金曜日

豆カタログ

昨日、プリスクールのアートテーブルでは、9つのボールにそれぞれ違った種類の豆を入れて、
それを子供達がカップで自分のジップロックにミックスして入れる作業をしました。
そしてその中には、プリスクールオリジナルの9ビーンズスープのレシピが入っていました。
ちびみかんのアンスクーリング日記

今日は前日の夜からお約束だった、そのスープを一緒に作ることになっていて、
子供達と一緒にたまねぎやにんにくを用意したり、いためたり、午後には部屋中にスープの香り♪


お料理しながら、「どのくらい豆の種類を知っているかクイズ」をすることになり、
一人ひとり順番に言っていくことになりました。
枝豆!納豆!(大豆ね~) レンティル!ヒヨコマメ!グリーンピース!インゲン!スナップピース!

そして沈黙・・・意外と知らないね、私達。

それなら家にあるミックスビーンズの袋をだして、ちょっと調べてみようと思い立ち
子供達と一緒にソートアウトし、画用紙に豆の名前を書き写して、カタログを作ってみることにしました。

なんと17種類ものミックスビーンズでした!
つ一つの豆の名前を検索すると、画像つきですぐにページが出てくるので助かります。
子供達は名前が分かると、リストの中からそれっぽいスペルのものを選んで、
名前を読み上げながらチェックし、セロテープで豆を貼り付けていきました。
結構面白い作業で、5歳でも3歳でも一緒にできることがわかりました^^
ちびみかんのアンスクーリング日記

夕ご飯の時にはその豆カタログをテーブルの上に置きながら、
一緒に作った9ビーンズスープをいただき、
一つ一つの豆をスプーンですくいながら名前をチェックして食べました。
面白さにつられたのか、える君は4杯おかわりしましたよ^^

2011年12月3日土曜日

スクールマインド と エドュケーションマインド

Mikanちゃんの投稿を読んだあと、ちょうど今2回目読みしている本のなかに、ぴったりの内容があったので、載せますね~。 ちょっとコンパクトにまとまっていて、アンスクーリングの訳を説明するのに役立つかな、と思って^^

何冊かの本を並行して読む癖のある私は、先日の歴史本のほかに、こんなものを読んでいます。

The ULTIMATE BOOK OF HOMESCHOOLING IDEAS

3歳から12歳くらいまでの子供を対象にしたホームスクーリングのアイディアが一杯詰まっている本です。
そして、それらは実際に北米でホームスクーリングをしている親達が自分で考えたり楽しんだりして上手くいったものをまとめたもののようです。

以前、さっと目を通したことがあるので、アクティビティそのものに関しては正直なところ
普通に日常生活の中でやってるな~と思える部分や、
そこまで親が教師的な役割にならなくてもいいのでは?と思う部分もありました。

今回私が読んでいるのは、一番最初の部分の
Helping Your Child Love Learningというところで、
ココに「なるほど!」という定義があったのでご紹介したくなりました。

Schooling = Compulsory attendance +Curriculum + Focus on lack of meeting existing standards

出席を義務づけられ(法的にも強制され)、リアルな世界から隔離され、子供とは何のかかわりもない、まして子供の成長に関して何も個人的に興味関心のない人たちに寄って作成されたカリキュラムに沿って授業が行われ、集団のなかで一定のレベルに達していないという、個人個人の欠点に焦点をあてて、そこを補おうとするのがスクーリングである。

Education = Time + Purpose + Focus on What is being Achieved

時間の使い方の自由、(必要なことに必要な時間を割ける、好きなだけ本を読むことも可能) 子供が知りたい、必要、と思ったときに学びは一番深まるという 考え、そしてそれぞれの子供のニーズを満たしてあげられるように愛情深くサポートするという考え方で行うのが教育である。

なかなか訳をするのは難しいのですが、
ココでは「学校に行くことイコール教育が受けられるとはかぎらない」とバッサリ言っています。

学校に子供を通わせる親でも、いつも心の中にEducation Mindがあればもしかしたら子供はその好奇心をすべて失わずにすむかもしれません。でも、それをするにはトレーニングが必要なようです。

「コレはテストのために、学ばせる必要があるかしら?」→コレはschool mind からでる言葉です。

「コレはこれからの人生の質を向上させるのに役立つだろうか?」→これはEducation mind から出る言葉です。

「何をココから教えられるだろうか?」 → school mind です。

「何をココから学べるだろうか?」 → education mind です。


アンスクーリングをするということに対し、「なぜ?」と聞かれたときにいつもシンプルに答えられたらよいな、と思っていたので、このあたりから良い答えを自分の言葉で言えるように頑張ってみようと思います^^

英語をキレイな日本語にするって本当に難しい!箇条書きにしたほうが、まだましだったかも~><

2011年12月1日木曜日

常識??

9月からバイトをはじめ、家族以外との会話が増えました。
バイト先には高校生、大学生もいます。
みんな一緒に働きやすく、良い子達です。

中でもSちゃんという子が特に良い!まだ15歳です。
sちゃん、いつも笑顔でとっても明るい。
ある日、彼女に『平日にお仕事してて大変ね。学校の宿題とかもあって時間が足りないんじゃない?』と聞きました。
すると『大丈夫よ。私、ホームスクールなの。』と!

も~、びっくりです。
でも、なぜSちゃんがスーパーNiceなのかがこれで良く分かりました。


仕事をしながら、皆との会話もあります。

N君(18歳、高校生)が私の子ども達の年齢を聞きました。
そして、学校の事も。
『ホームスクールだから学校へは行ってない。』と答えると、なぜ?と帰ってきました。
なぜ?

う~ん・・・・

子どもらしく育って欲しい、ちょっと変わり者に育って欲しい。個性的でも良い。とか?
私の英語力では上手く説明できません。
う~ん。とりあえず簡単に、正直に、

『Weird(風変わりとか変なとか)に育って欲しいから。』

どうしてWeirdに育って欲しいの?
具体的にWeirdってどういう意味で? 

など質問攻め・・・・

あぁ、面倒だ。ほっといてくれ。

上手く説明できないわ。と言うと今度は、
『学校へ行かないとcommon sense(常識)が分からないんじゃない?どうするの?』

もう私、・・・・・・・です。でしょ?

学校で身に付けるものがCommon Senseなの?

はぁぁぁぁ?そんならCommon Senseなんぞ い・り・ま・せ・ん!

学校へ行っていた人のいったいどれだけがCommon Senseを身につけているというのよ??

私。『Common Senseは習い事とかでも一応身につけることはできると思うよ~』なんて答えておきました。


N君。『勉強は?子ども達に教えているの?』

私。『まぁ、それなりに。でも、教えるというよりかはかってに本を読んで楽しんでるよ。』

(アンスクールとは言っていないので、「いつも勝手に遊んでます」とは言わないでおきました。
上の会話からも分かるでしょ?いちいち反応されても面倒だもの。)

N君。『それじゃぁ、ただのBook Smartにしかならないね。学校ではもっと色々なことを学ぶよ。』*BookSmart.ようは、教科書などからの知識しか身につけていない人。

・・・・・・・・

わたし、超頑張った!笑顔を絶やさず、声もSweet(優しい感じ)を心がけ。
偉いぞ わ・た・し!
も~、心の中では放送禁止用語炸裂?!あはは。

確かに、本は読む。そこから得る知識も多い。
じゃぁ、それを暗記して終わり?それは学校ですることでしょ?
アンスクーラーはそこで終わらないよ?だって、時間が限られていないから。
科目別に勉強する必要も無いし。
興味があれば突き進む。飽きたらいったんお休み。
暗記という行為は行われていないんじゃないかな?
だって、一所懸命覚えようとしているわけではないし。
楽しいから、『勝手に』頭の中に入って行っているように見える。

知識として頭に入れておしまい?

まさか!

そこから、踊りになって、劇になって、クラフトになって。

学校で、科学を勉強して、テストして、その後に踊ります?歌います?ミュージカルをします?クラフトします?

科学に興味を持った日は、一日中サイエンティスト。歌うサイエンティスト、踊るサイエンティスト、サイエンティストでアーティスト。自由。


本を読んでそこから知識を得るからって、Book Smartになるわけじゃないんだよ。
学校へ行かないからって、常識が無い子に育つわけじゃないんだよ。
それと同じで、学校へ行ったからって、常識のある大人にはなれないんだよ。
そもそも、常識って何よ?学校へ行って得る常識って?



なかなか面白い会話でした。
現役高校生と会話して、

『よし、やっぱり我が家はアンスクール!』と思ったのでした。

チャン、チャン。
終わり。

す~みちゃんに言われて書いてみたけど、
だから何?って感じの記事ですね。ごめんなさい。