2年ほど前にある方のブログで目にしたのがはじめてだったのですが、
人間の得意とする学び方には3種類あるそうで、Talkers, Watchers, Doersと分類できるそうです。
でも、1人ひとつだけ、ということではなく、どれかが強かったり、
何か2種類が特に強く出てくる、という場合もあるそう。
その記事を読んだときには、「そうなのね~」くらいであまり深くは知ろうとしなかったのですが、
最近の子供達を見ていて、同じことをやっていても反応がまったく違うので、
このことを思い出しました。そして、シリーズで前からちょこちょこ読んでいるペーパーバック本の中に、
Talkers, Watchers, & Doers (by Cheri Fuller) という本があるので、
図書館で借りて読んでいるところです。
まだ途中なので、感想は改めて書くことにしましょう。
今で読んだところで、自分の学びのスタイルがWatcherとDoerのミックスだということがわかり、
そのことで、なぜえる君の事は理解しやすくて、レイちゃんのすることにいつもはらはらさせられるのか、
理解がしやすくなりました。そして、もしこの2人が普通の学校に通ったら、
先生にはどんな子供にうつるのか、ということが見えてきました。
教室の中で何十人もの子供に同じことを教える場合には、
おとなしく座って読んだり書いたりしてくれる子供が教師側の理想ですよね。
授業中に立ち上がったり、声を出してブツブツ言ったり、歌ったりするような生徒は問題になりますよね。
でも、ザックリと考えて、教室内の3分の1だけがWatcherで残りは違う学びタイプなのかもしれませんよね。
ということで、学校のやり方に添えない子供は問題児・・・とはいえません。
子供の学び方を尊重すればよいだけの話です。そして、これができるのは親ですね。
そして、親がまず自分と子供の学びのスタイルを理解している必要があります。
私はこれが甘かったので、きっと子供達と遊んでいてもどちらか一方には不満が残っていたと思います><
子供達が何かをつかもうとしてやっていることに、もしかして腹を立ててしまったかもしれないです・・・。
本の中の例えでは、
「誰かから連絡先を教えてもらうときにペンを持っていない場合、どうやって覚えようとするか?」
1、番号を何度も復唱してみる。→Talker
2、番号を頭の中でイメージしてビジュアル化する→Watcher
3、番号を、そこに電話があるかのようにダイアルするつもりで動かす→Doer
の傾向が強い、とあります。
そのほかにも考える材料として、
はじめて行く場所の住所を知っているとしましょう。どうやってたどり着きますか?
地図を見ますか?通りかかった人に聞きますか?
行き当たりばったり、道路の番地を見ながらうろうろしますか?
などなど考えると、なるほどな~って思うことがたくさん書いてあります。
こんな例えでよいのでしょうか・・・。この本を読み終わるころには、まるでお料理に使うスパイスが
スパイスラックに一種類増えたような、そんな気分になれそうな予感がします^^
気持ちにゆとりができるのは、どんな分野でもすてきなことですね☆
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13 件のコメント:
chibimikann71さん
面白い話書いてくださって嬉しい。とっても勉強になります。
Talkers, Watchers, & Doers 面白いですね。私はWatchersかな?息子も同じかもしれません。
これ日本語にすると、口述型、視覚型、実行型ですかね。この本は邦訳されていないんですか?是非読んでみたいですが英語ではつらいところですね。
子どもに合った学びを考えてあげられればいいと思います。
また教えてください。
Yay!ちびちゃまデビュー、うれしい♪
この本おもしろそうだね。英語で読むの面倒くさいけど図書館で探してみる。
学びのスタイル色々あるよね。うちの子、歴史なんかを学ぶときは、誰かがのり移ったように演技するんだ。そんなの学校だったらBooだよね。
息子に言われて気がついたけど私は何でも歌にするらしい。学校では我慢して大人しく座ってたけどね。
十人十色なんだよね。今の学校じゃ~一人一人の子供に合った学びは無理だと思う。
>とうはん
投稿第一回目、ちょっと緊張しながら載せました^^自分自身への、よい刺激にもなりますね。
この本はあいにく翻訳されていないようですが、もしどなたかがされたら、きっと日本の教育環境にも多少の変化が起きそうな気がします。それは学校現場では起こらないかもしれないですけどね。
この間、とうはんが戦っておられたあの場所などで、教えてあげたいくらいですよね。だって、子供にあった学びを考えて実践できるチャンスなのですからねえ!そして、不登校児を作るひとつの要因は、子供の学びスタイルを理解しない学校にある、ということですから。
学校のやり方に、すべての子供の学びスタイルをあわせるなんてなんて無駄な時間とエネルギーがかかることでしょう。
す~みちゃん♪
はい、やっとデビューできました^^
お導きありがとうございます。
きっと三冊セットで図書館にあると思うよ。学びは課程からはじまる・・・っていうのと、モチベーションの高い子供を育てる方法・・・みたいな本と一緒においてあったよ。この方のほかの著書は神様関係が多いのだけど、英語がわりと易しくて手ごろなボリュームだったから手にとって見たのがきっかけなの。
あはは~、すみちゃんも歌っちゃうひとなの??私もなのよ~。でも普段はWatcher気質だけど^^
3種類の学び方・・・なるほど、なるほど。
で、自分はどれに当てはまるかな?と考えてみましたが、はじめて行く場所の地図をざっと見て、目的地付近でうろうろし、きっとこっちかな?と行き当たりばったり的な行動をとったり、人に聞いたりしているぞ・・・・え?と言う事は、3種類全部?(笑)
子どもの学びの種類を知る事で接し方に工夫ができますね。我が子はどれにあたるのだろう。観察してみます。
そういえば以前、学校の先生から、娘の算数の出来が悪く、同じような生徒が他にもいて、一人ひとり教えていたら時間内に見きれないので、家で教えてあげて下さいって、言われたけど、そりゃあ見きれないよね。と、この記事を読んでつくづく思ってしまった。
ps、chibimikanさん、すみちゃん、私も何でも歌っちゃいます(笑)そして、踊っちゃいます(爆笑)
学び方の違いはハワードガードナーの本もお勧めで~す。日本語もあります。
ハーバード大学の教育学大学院教授ハワード・ガードナー氏は、人間には少なくとも8つの別個の知能が存在すると提唱しています。言語的知能、論理数学知能、音楽的知能、身体運動的知能、空間的知能、対人的知能、そして自己理解が優れている内省的知能、博物学的知能です。
って、感じ~。
chibimikan71さん
なぜか私のコメントが削除されてしまいました。
失礼な事書いたかしら?削除される内容だとは思わないのですが・・・・。
何か気に障る文章があったのなら、教えて下さい。以後気をつけます。
>テンモーさん
とうはんです。私は削除していません。
削除されたコメントを復元できるか調べましたが、よくわかりませんでした。もう一度入れてくださればありがたいと思います。
なぜ削除されたかわかりませんが、少なくともchibimikan71さんは削除できないと思います。
なおテンモーさんが書いたコメントがスパムに入っていましたので復元しました。chibimikan71さんのコメントも時々スパムに入ってしまうのですが、理由がわかっていません。解除する方法を調べたのですが今のところよくわかりません。申し訳ありませんでした。
>テンモーさん &とうはん
コメントありがとうございます^^
私がとうはん宛に書いたコメントが、書いた後にアップされていなくて、それでとうはん宛に「あれれ~、とうはん宛のコメントがきえちゃった~。」とコメント欄に書いたんです。で、その後もう一度チェックしたらアップされていたので、自分のコメントを削除しました。コメントがあった順番も思えているので、確かです^^
自分のコメントだったら消せるので、間違いないです^^
テンモーさん、心配させてしまってごめんなさいね。これからもどんどんコメントしてくださいませ^^
とうはんさん、chibimikan71さん、お騒がせしました。。
コメント投稿後、こちらにアップされたのを確認したので、てっきり意図的に削除されたものと思ってしまいました。
もし意図的ならものすごくショックなので、違うとわかりホッとしました。^^
良かった~!!これからも宜しくお願いしますね。
テンモーさんよかった~~♪
オルタナティブスクールの教師だった、現在ホームスクールDadが「少人数でも一人一人違うから大変、だから我が家はホームスクール」と言ってました。私の友人で兄弟がいるおうちは色々工夫してるみたいです。
テンモーさんいっしょに踊りましょう♪Yay!
テンモーさんちのお話も聞かせて~!!
す~みちゃん♪
いつもライブラリアンのように、本を紹介してくれてありがとう^^
私も図書館で調べてみるわ~。日本語があるのがまたすてき!
3つでも子供どうしで違うと大変なのに、8つの知能まで考えたら、やはりしっかりと見ていられるのは親だわね。
そうそう、歌っちゃうママ♪はホームスクーリング好きが多いのかな^^
ホームスクーリングコープの話をひそかに進めているんだけど、ママ2人ともミュージシャンなの。ギター持って歌っちゃうのよ。
ちびちゃま図書館で借りてきたよん。こちらこそありがとう。
確かにアンスクールのママ友は芸術系が多いかも~。
みんなで集まって歌って踊ろうパーティーしたいね。
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