2013年1月24日木曜日

叱ってはいけない

子どもは大きく力強くそして優しく育って欲しい。

すべての親の望みであろう。

でも、叱れば叱るほど子どもは小さくなる。

親が大きくなれと願って叱ると小さくなる。

本当に愛している人に誰も叱ったりしない。

叱ると言うことは、その人を支配していることになる

自分を支配している人を誰が信頼するのだろう。

本当にその人のことを愛しているなら、

その人の言うことをよく聞いて理解し

相手にわかるまで丁寧に考えを伝えようとするだろう。


だから、私は子どもを叱らない。

ただ柔らかい壁でありたいと考えている。

でも学校はそれができないのではないかと、

私は怖れている。

6 件のコメント:

chibimikan71 さんのコメント...

いたたた・・・・。

今日、息子の友達をおそらく叱ってしまたかも。感情をぶつけた訳ではなくて、いけないことはきちんと伝えたくて熱く語ってしまったのですけど、相手の子供はかなり感情的になって癇癪起こしました・・・。

”話を聞かない相手に対しても、根気よく伝えようとすること”

これ、私のテーマですね。

Wisconsin Vegan Abolitionists さんのコメント...

鬼ばばあです。私。。
それでも、周りから見ると、甘やかしてるように見えるらしい。我がままな子って、実母が言います。
叱るとへこむ。。気をつけよう。

とうはんさんありがとう。命が危険にさらされるような寒さでしたが、今日は雪が降っていて、たぶんマイナス10度くらいまで気温が上がりそうです。たぶん、元気になります。

とうはん さんのコメント...

私も実際はきつく言って後悔することは多々あります。でも、本人に落ち着いて理由を聞くとかなり的確な答えが返ってきて驚くことがままあるのですね。

子どもが小さいときは言葉が未発達で的確な表現がスムーズにはできないものですが、実際はよく考えていることが多いのです。

でも、なかなかうまく答えられないうちに、どうなのと詰問調で聞かれてさらに答えなくなり、叱られてしまうのでしょう。

叱って聞かないと、さらに叱る。それがさらに子どもは追い込まれて反抗的になり、ついに手を上げて、とエスカレートして虐待にまで行ってしまう。

今回の教師の体罰の問題も同じ病根を抱えていると思います。

知情意と言いますが、知識(=経験)は大人に太刀打ちできませんが、感情と意思は幼くても大人とさほどかわらないと思うのです。と言うより、大人になってもそこは進歩しないのでしょうね。

どんな人でも感情を傷付けられるとその人の説得に対し素直に受け入れられなくなるのだと思います。

そして一番困るのは意思の力を失うことじゃないかなと思っています。叱られ続けていると人の意見を聞かなくなるか、何事も顔色を見ないとできないかのどちらかになってしまうことです。

懇切丁寧に説得するより、たった一度の体験の方が遥かに心に残るものです。だからよほど危険がない限り、そっと見守っていた方が結果は早いのではないでしょうか。

私は、いずれ親の手元を離れていくのですから、自らの体験の数を重ねていくことが大事で、親の生き方を押し付けてはならないと自戒を込めて思っているのです。

Mikan さんのコメント...

とうはんが書かれたことをそのままの意味でとってしまうと、かなり極端な意見になってしまうと思います。
もちろん皆さん文章をそのままの意味ではとっていないと思いますが。

私は、叱ってはいけないよりも、
『上手な叱り方』をする育児をしたいです。

子供のうちはいいですよ。でも、子供達が大人になった時、世の中皆が叱らない生き方をしているわけがない。

自分でビジネスをするにしろ、どこかに就職するにしろ、人との関わり、上司との関わり色々とありますよね。

そしたらどこかで叱られることはあると思うのです。
理不尽なことで叱られることもあるでしょう。
色々な人間がいますから。

その中で叱られずに育った子が叱られる。
どうなると思いますか?

私は子供達を叱ります。
ダメなものはダメだといいます。
必要があれば、お尻をたたきます。

叱られたら子供はシュントします。凹みますよ。
当たり前じゃないですか。
そこで凹みもせずにいたら問題です。

私は子供達には多少叱られてへこんでも、それを忘れる位に育って欲しいと思います。

忘れるというかなんというか、叱られたということを上手に処理できる子になって欲しいです。

自分の子供達が叱られて意見を言えなくなる様な弱い子には育って欲しくないですね。
たとえ親に叱られたとしても、あくまでも叱られただけであって、子供に対する愛情には関係がないときちんと伝えたいです。

別に叱らない育児が良い or 悪いと思っているわけではなく、色々な子供がいるのだから、色々な叱り方、叱らない方法があっても良いと思います。

上手に叱れない時もあります。
怒ってしまう時もあります。
人間ですから、大人も子供も感情的になるでしょう。
しまったと思った時は、大人と子供、両方が落ち着いてから話し合えばいいのだと思います。


以上、叱る親の一意見として。

Wisconsin Vegan Abolitionists さんのコメント...

Mikanちゃんおひさ~。
Mikanちゃんの場合は、社会で立派にやっていけるように、きちんと教えてるって感じよね。
私も、よく子供と会話をして理解し合おうって思ってるんだけど。。つい「おんどりゃ~~。」って巻き舌になっちまうのよ。壁に枝でぎい~~とか後つけられたりするとさ。「何で家のなかに枝があるんだよ~。」って。
私は女系家族で母と祖母に育てられたけど、2人とも藤間流の名取で普段の身のこなしは、しな作ってるんだけど、怒ると、下町育ちなもんでさ~べらんめい調なのよ。だから私も巻き舌っちゃうの。もうこれはDNAだから仕方ないのかも。でもその後に「どなっちまってすまねえ。」って謝ったり、話し合いしたりするようにしてる。あ~何いってるかわかんないや。
とりあえず、楽しい週末を!!
とうはん親分、親分の記事読んで息子との会話が穏やかになりました。。少しだけ。。感謝。

とうはん さんのコメント...

Mikanさん久しぶりです。みかんさんのブログは時々見に行っています。科学の実験用品のことを書いていて興味深く読みました。早速アマゾンに頼んでみましたが、外国へは送れないと言うので転送サービスを調べてそこに頼みました。アメリカのこういう商品はとても安くていいですね。

ところで、お題の件ですが、私は子どもをホームスクール(実際はサドベリーですが)にした理由は子どもの自由を真剣に考えたからなのです。子どもは親の元から生まれて、そこで育ち大人になっていきます。しかし、彼らは親の所有物ではありませんね。
21世紀になって時代は急激に変化しています。この先どう変わるか全くわからないと言うのが正直なところです。そんな時代に古い価値観を子どもに押し付けてもいいのでしょうか。
叱ると言うことは自分の持つ価値観を子どもに強制しているの他ならないと私は考えています。それは学校でも全く同じです。学校や教師が持つ価値観を子どもに強制している場なのです。私はそれが耐えられませんでした。
だから学校を拒否したのです。その私が子どもに強制したのでは自己矛盾に陥ってしまいます。

長くなりますので、続叱ってはいけないをブログに上げます。ぜひお読みになって感想を教えてください。