11月も明日で終わっちゃいますね。
早くホリデーに突入してしまいたい気持ちと、まだクリスマスカードやらなにやらと、終わらせなければならないことがあってあせる気持ちのミックス状態のちびみかんです。
だんだんと日が短くなり、そして夜に風が強くて雨がドシャぶりというパターンが多くなってきていますが、そんな天気にも負けずホームスクーラーの週1のパークディには顔を出しています。
今日は私の住むカリフォルニア州 イーストベイエリア で集まっているホームスクーラー・パークディについて書いてみようと思います。
まずはどんな組織になっているのかというと、このパークディを企画しているのはSF周辺のエリアのアンスクーラーを対象にして作られたグループです。そして、かなり広範囲なエリアになるために、規模も大きければ活動範囲も広いです。ほぼ毎日どこかで何かが行われています。
その中に毎週、バークレー周辺の公園をローテーションで使い集まっている、小さい子供が対象のパークディがあります。小さい子中心と言っても、赤ちゃんから上はティーンエイジャーまで来るときもあります。小さい子供と遊びたいティーンエイジャーもいれば、ベビーシッターのような役割で来てくれる子もいます。
私たちは2月から行き始めたので、ほぼ10ヶ月連続で行っていることになります。最近は知り合いも増えてきて子供達も顔を覚えあい、私よりも子供達の方が人の名前を性格に覚えていたりします。
パークディでは、何かをみんなでそろってするとか、出席確認とか、そういうことは全くありません。行きたい時間にフラッっと現れて、それぞれの都合で退散します。会えば"Hi" から始まって、居合わせたママ・パパと話が始まります。子供と一緒に何かする人もいれば、本を持ってきて読んでいたり、編み物をしていたり、ヨガをし始めるママもいます。子供達が大人を一緒にスポーツをする光景も見られます。我が家の子供達はここ最近やっと、他の子どもたちに混ざって遊ぶような変化がありましたが、それまでは私にべったりか、あるいは誰かと遊ぶよりも自然の中で走ったり登ったり、観察したり・・・が多かったです。今は、他の男の子達と一緒にグループを作り、ガールズチームと戦いごっこ?をすることが多いです。(女の子達はちょっと年上で、大人なので、あまり相手にしていないようですが。)
私がパークディに参加して一番よかったと思うことは、とにかく続けて参加しているうちに顔と名前を覚えてもらえ、子供達にとっても居心地のよい場所が増えたということです。何も強制されず、ジャッジされず、遊び相手がたくさんいる場所が出来て嬉しいです。そして、アンスクーラーグループということもあり、大らかで、人生そのものが楽しめる学びだととらえているママ・パパが多いこと。そういう大人と接する機会が増えることも、子供達の人格形成にはとても有意義なことだと感じます。それから、ファミリーによってはチャータースクールに登録していたりするので、そういった生きた情報も手に入りやすくなりました。
子供が4人(12歳、8歳、4歳、2歳!)いるママさんと話していて、思わず「毎日4人とも家にいるの?いったいどうやって毎日を過ごしているの?」となんともビギナーの質問をしてしまいました。
すると彼女の答えは、「私、いろいろな情報を集めるのが得意なのよ。それにすきなの。だから、子供達もそれを見て、自分達で やりたいことの情報を集めては自分達のスケジュールを立てて出かけているのよ。すごく誇りに思うわ。」ということでした。2歳の弟君は無理だとしても、4歳の女の子は近所のペットショップで週1回、ボランティアをしているとのことでした。こんな質問にも丁寧に答えてくれた彼女は、大人だけでなく子供達の事も1人の人間として尊重していることがよく分かります。
こんなすてきな集まりなので、お天気がちょっと怪しくても、寒くても行きたくなります。
来週はこれに加え、クラフトフェアがあり、ホームスクーラーの作ったハンドメイド商品を売ったり、あるいは教えられるような技術はブースを作ってそこで教えたりして、その収益を寄付するそうです。
どうでしょう?ちょっとだけでもパークディの様子がお伝えできれば嬉しいです。
カリフォルニアから、ちびみかんがお届けしました♪